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by venuscolor
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韓国旅行記VOL.19


韓国旅行記VOL.19_a0026847_162850.jpg
極上の鉄板焼きを堪能した後は…
生まれて初めてのカジノ。
日本にはカジノがないので、日本人でカジノを経験した人はそう多くはないと思う。
私達もその1人だ。

「オールイン」を観て以来、どうもカジノが気になる―。
宿泊の新羅ホテルのカジノへと足を運んだ。
しかし、何せ初めての経験。入口に来ただけでもう怯(ひる)んでしまった。
韓国のカジノは基本的に外国人専用。したがって、入場するにはパスポートが必要だ。
受付でパスポートを提示する。カメラはその場で預けさせられた。
う~ん、残念。カジノの臨場感をそのままフィルムに収めたかったのに…

中に入ると意外にもガラガラだった。
カジノ特有のきらびやかなインテリアにしばし目を奪われる。
さて、入ったはいいが、如何せん何もかもが初めて。何をどうしたらいいのか分からずに
しばし“見物”の時間と化してしまった。
少しして、私達は一番分かりやすいスロットをやることにした。
これなら、なんとなく雰囲気は分かる…
スロットは、コイン(現金)をそのままマシンへ投入してプレイをする。
自分がなんとなくイメージしていた記憶を頼りにバーを下ろす。
…結構楽しめる。おもしろいかも。
初めての経験にわくわくしながら、私は多少なりの軍資金を稼ぐことができた。

次に、私達はルーレットのテーブルへと足を運んだ。
カジノらしいカジノで比較的分かりやすいのがルーレットだ。
しかしそれでも、具体的なルール、つまり賭け方というものが分からない。
しばらく途方に暮れていたが、夫が「この際だから、教えてもらったほうがよくない?
いい具合に空いてるし。明日(土曜日)になったら混んじゃって教えてもらえないよ」。
たしかに。ここは、思いきって教えてもらったほうが賢明かもしれない。
一瞬の恥で済む。誰でも最初は初めてだ。
ということで、思いきってディーラーに教えてもらうことにした。
済州島のカジノは日本人観光客が多いということで、ディーラーも日本語は堪能だ。
彼は流暢な日本語で、ルーレットの説明をしてくれた。
私達は、50,000ウォン(約5,000円)をチップに換え、早速ルーレットを楽しんだ。
ディーラーがルーレット上に球を転がして行く。それに合わせて「Go Slowing Down」
「No More Bet」と、声を掛けていく。
あぁ、これがカジノか… 私は興奮を押さえきれない気持だった。
それでも、どうも小心者のクセなのか、一度にたくさんのお金(チップ)を賭ける事ができずに
1枚ずつ、チマチマと賭けていく。
途中、チップがだいぶ少なくなり、あぁ、やっぱりだめか…と思いかけると、次のプレイで
思いもかけずに当たる。
これがカジノの醍醐味か。私達はすっかりカジノのとりこになってしまっていた。

プレイヤーが勝ち始めるとディーラーも少し焦るのが分かる。その駆け引きがたまらなくおもしろい。
元金から10万ウォン(約1万円)ほど稼いだところで、この日のカジノを終えることにした。
「儲けた時に止める」。ギャンブルの鉄則だ。
浮かれ気分にカメラを忘れないようにと、受付でしっかりとカメラを受け取り、部屋へ戻って行った。
by venuscolor | 2004-12-08 01:06 | Travel