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by venuscolor
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韓国の徴兵制について

別に私は軍国主義者でもなんでもありません。
ただのミーハーです。笑。
でもなんか、この件については前から気になっていたのでちょっと調べてみました。
以下、とあるサイトからの抜粋です。

韓国の男性は皆、19歳になると徴兵検査を受ける。
視力が悪い人や極端に太っている人、痩せている人、また病気にかかっている人などは
入隊できない。
健全者以外にも兵役を免除される人はいる。国に大きな功績を残した人の子供や、
五輪メダリストなどの実績を持つアマチュアスポーツ選手などがそれにあたる。
この主な例として、2002年ワールドカップでベスト4のメンバーが免除された。
また、韓国の軍隊は高校卒業以上の学歴を持つ人しか入隊できない。
他に韓国では「跡取り息子」が非常に重視されており、一人息子が死んでしまったら
子孫が途絶えてしまうという場合も免除されるらしい。
(これは「ブラザーフッド」を観ていると、そういうシーンが出てきますね。
ジンソク(ウォンビン)が徴兵される時にジンテ(チャン・ドンゴン)が一緒に行くけれど、
『一家族に一人でいい』と言われるところです。)

- 入隊時期と兵役期間 -
入隊する時期は19歳から29歳までの間から選ぶことができる。
兵役の期間は場合によって異なるが大体陸軍で26ヶ月、海軍で28ヶ月、空軍で30ヶ月。

- 軍隊での生活とその後 -
休みは月に1回程で、兵士はその時だけ自由に行動できる。
兵士は入隊してから最初の2ヶ月間、軍隊に慣れるための基礎訓練を行うが、
それが地獄のように辛いらしい。
軍隊での厳しい訓練に耐えられず、中には自殺をする人もいる。
しかしこれを乗り越えると皆別人のように逞しくなって帰ってくるようだ。
男性にとって兵役を終えることは「一人前の男になった」という自信につながるのだ。

- 徴兵制が与える様々な影響 -
しかしながら、徴兵制は若者の生活に大きな影響を及ぼすことにもなる。
20代前半という人生で貴重な時間が、兵役によって奪われるのだ。
特に恋愛については深刻で、2年強の兵役の間に別れてしまうカップルが多いそう。
しかし兵役から帰ってきた者は失った2年6ヶ月分も取り戻そうと奮起するため
非常に強いモチベーションを持つようになる。
韓国では兵役を済ませたか、あるいは免除された人でないと採用しない企業が
多いため、男性にとって兵役は欠かせないものといえよう。
だた、徴兵制への反対の声は国内でも少なくない。
韓国と同じく徴兵制を持っている台湾では「どんな状況でも人を殺害するのを
絶対的に反対する、純粋な平和主義者」は兵役を免除される。
韓国ではこれが認められておらず、宗教上の理由から徴兵を拒否したため
7年間牢獄に入れられた人がいるらしい。

―ということでした。
徴兵制って、思った以上に厳しい世界だね。。。
兵役中の自殺については、今も問題となっています。
「地獄のように辛い」というのを読んで、「シルミド」の世界を想像してしまった私…
そりゃ、これだけ厳しい2年間を経験したら強くもなるわな。
どーりで、韓国の男性たちはたくましく、頼もしいわけだわ。
兵役の2年間を終えることが、一種の成人式みたいなもんなのかなぁ。
そう考えると、たった一日、いや半日ほど形だけの成人式に行って(それすらも
満足に行かない人もいるし)大人となる日本人は、もっと学ぶべきところが
たくさんありそうだなぁ…

で、この辛い兵役を逃れようとする動きがプロスポーツ界で問題になっています。
兵役不正問題で現役プロ野球選手40人が捜査対象に

そういえば、先ごろウォンビンが入隊宣言をしましたよね。
「2年間も芸能活動を離れるのが不安」と言っていたけれど、帰ってきた時には
きっと兄の“ジンテ”以上にたくましくなって戻ってきてくれることでしょう!
ファイティン!ジンソク!
by venuscolor | 2004-09-08 00:35 | Korea