「日本沈没」完成披露プレミア試写会
2006年 05月 30日
日本武道館でおこなわれた「日本沈没」の完成披露試写会に行ってきました。
われらがつよぽん主演の最新作です(”われら”好き)
席はアリーナ5列目!
てーか、ライブならめちゃめちゃいい席だけど、映画で5列目って…
と思いましたが、結果、さほど気になりませんでした。
スクリーンまでけっこう距離があったので。
オープニングは、この映画のテーマソングを歌うSunMin thanX Kubotaさんの
「Keep Holding You」で始まりました。
ここでビックリだったのが、この「Kubota」さん、なんと久保田利伸だったのです!
超~ビックリ。
そしてこの曲がまたビックリするほどいい曲で。
試写会に来たのか、ライブに来たのか錯覚してしまうほどでした。
2人とも歌めっちゃ上手でしたしね~。
その後出演者による舞台挨拶。
結構長くやって、20分強はあったでしょうか。
まぁ、まずはツヨシくんの登場でボルテージが一気に上がり、次々と出演者が
出る中、最後に登場したのが進行MCのTBS安住アナ!
会場、さらに盛り上がる、みたいな(てーか、出演者じゃないのにあの盛り上がりって…)
ツヨシくん、今朝のワイドショーでも少し流れていたので様子をご覧になった方も
いらっしゃると思いますが、まぁいつもにも増してカミカミくん大炸裂(笑)
そしていつも以上に頭ん中スッカラカンになっちゃったんだろうなぁ… のご様子(笑)
もう完全にどこかにイッちゃってるカンジでした。
ご本人もそれをひしひしと感じていらっしゃるご様子で
「こんなに大きな会場で舞台挨拶をするのは一生に二度とありません!
なので、もう少し喋らせてください」
「なんだかボク自身、沈没寸前です」
などと、もうバカ炸裂(爆) でもそんなツヨシがきゃーばゆーい☆(←オマエがバカ)
自分の挨拶の後も、いろんな人の挨拶のたびに突っ込み、そして突っ込まれておりました。
トヨエツこと豊川悦司さんには「オマエ… 早く沈没しちまえよっ;」とまで言われ(汗)
でもみなさん、とてもいい雰囲気での舞台挨拶でした。
そしてミッチーこと及川光博さんは… 出ました、「ベイベー!」そして一回転(爆)
「沈没、ベイベー!」などとワケの分からないことをおっしゃられ…
一緒に観に行ったMちゃん(昔、一緒にお仕事をされたことがあるそうで)は
「アイタタタ…」と頭を抱えておられました;
でも、実のところはとってもとってもマジメなお方だそうです。
テレ隠しなんでしょうね、きっと。そんな彼を憎めない私(別に誰も憎んでない)
これは1973年の映画「日本沈没」のリメイクなわけなのですが、
私は前作を観ていないので分かりませんが、前作とはだいぶ違うようです。
なので、前作を観た方、リメイクだと思って観ないほうがいいみたいですよ。
お話はわりとカンタンで、地殻変動により日本列島が地震、噴火を巻き起こしながら
沈没する。それに立ち向かう日本人たちを描いた、超大作スペクタルドラマ。
そうですね~、基本、いい映画でした。おもしろかったし、よかったと思います。
タイトルは「日本沈没」なわけですが、それだけを伝えようとしているものではなく、
そうなった時、自分ならどうするか、何をするべきか、ということを考えさせてくれます。
明日、いや、今 起こりうる災害に対して、今一度考え直すきっかけを与えてくれます。
それから、それにまつわる「愛する人を守りたい」という想いがよく伝わってきます。
これは主演お二人の演技の賜物かも知れません。
ここでもまた、自分なら、大切な人、愛する人のためにどれだけのことが
してあげられるだろう… と自分に問いかけさせてくれます。
主演お二人以外にも、トヨエツさん、ミッチーは演技すばらしかったです。
ツヨシくんの演技については、いつどんな作品でも賛否両論ですが、私は好きです。
今作も賛否両論ですね… 彼のキャラであの作品は無理がありすぎる、という
声もちらほらありますね。
でも私はむしろ、それを逆手に取って観てみたら~?なんて思いましたよ。
基本、冷静な演技をする彼が突然声を荒げたり、少し強引になってみたり…
そういうところが彼の演技を引き立たせているんじゃないかなー、と思い、
ワタシはそんなところにきゅーん☆となってしまうワケです(←やはりバカ)
さて肝心の作品のつづきですが。
繰り返しになりますが基本、いい作品です。
ただ、欲を言えばもう少し厚みがあってもいいかなー…、という気がしました。
キャスティングがいいだけに、かなりもったいない演出です。
「沈没」の様子を描くのはいいのだけど、ちょっと場面飛びすぎで、
まぁ、それが日本中が沈没していく、という様を描いているのは分かるんですが、
もう少し的を絞って、その中でのストーリー展開をさせたほうがよかったように思いました。
内容が内容なだけに、もっと人間の泥臭さとか、意地汚さとか描いたほうが
もっと危機感や恐怖感が伝わると思います。
そういう意味では、似たところで「海猿」のほうがよかったかなー…
あと… 一番残念だったのはクライマックスの持って行き方。
ワタシの思い描いていたものとは違っていたというのもありますが、
二人のクライマックスシーンがちょーっと中途半端… かな?
もちろん泣けるシーンなんですが、いっそのこともっと号泣レベルに…
「これでもかっ!」っていうくらいにしてほしい!
柴咲コウちゃん演じる玲子は、あの状況ならもっと感情をあらわに、
ツヨシ演じる小野寺くんにもっとすがりついていいと思う。
「強いオンナ」を出したかったのかな?とも思いますが、
それならなおさら、最後の最後は思いっきり弱い自分を出したほうが心打たれます。
これも、環菜(加藤あい)のほうが弱々しさが全面に出ていてよかった。
あと…(まだあるんかい) 最後の爆破操作も、ちょっと無理があったかなぁ…
それから…(まだかよ;) やっぱり今回もCGに萎えてしまいました。
臨場感、恐怖感を出しているのはよぉ~く分かりますが、CGオンパレードだと
感情移入しづらい。ただその一方で、音(地鳴りの音が頻繁に起こります)はかなり怖かった。
芸予地震で実際地鳴りを体験したのですが(それもゴルフ場で)、あれは本当に恐怖です。
いわゆる本震の前に起こるのですが、言いようのない、押しつぶされそうな恐怖感に襲われて、
体が動かなくなります。
やっとまとめに入ります(笑)
全体的にはいい作品。俳優陣もすばらしいです。
もうあと一工夫欲しかった~。
比べるようですが、「海猿」のほうが↑かなぁ…
おススメ度:★★★★☆
われらがつよぽん主演の最新作です(”われら”好き)
席はアリーナ5列目!
てーか、ライブならめちゃめちゃいい席だけど、映画で5列目って…
と思いましたが、結果、さほど気になりませんでした。
スクリーンまでけっこう距離があったので。
オープニングは、この映画のテーマソングを歌うSunMin thanX Kubotaさんの
「Keep Holding You」で始まりました。
ここでビックリだったのが、この「Kubota」さん、なんと久保田利伸だったのです!
超~ビックリ。
そしてこの曲がまたビックリするほどいい曲で。
試写会に来たのか、ライブに来たのか錯覚してしまうほどでした。
2人とも歌めっちゃ上手でしたしね~。
その後出演者による舞台挨拶。
結構長くやって、20分強はあったでしょうか。
まぁ、まずはツヨシくんの登場でボルテージが一気に上がり、次々と出演者が
出る中、最後に登場したのが進行MCのTBS安住アナ!
会場、さらに盛り上がる、みたいな(てーか、出演者じゃないのにあの盛り上がりって…)
ツヨシくん、今朝のワイドショーでも少し流れていたので様子をご覧になった方も
いらっしゃると思いますが、まぁいつもにも増してカミカミくん大炸裂(笑)
そしていつも以上に頭ん中スッカラカンになっちゃったんだろうなぁ… のご様子(笑)
もう完全にどこかにイッちゃってるカンジでした。
ご本人もそれをひしひしと感じていらっしゃるご様子で
「こんなに大きな会場で舞台挨拶をするのは一生に二度とありません!
なので、もう少し喋らせてください」
「なんだかボク自身、沈没寸前です」
などと、もうバカ炸裂(爆) でもそんなツヨシがきゃーばゆーい☆(←オマエがバカ)
自分の挨拶の後も、いろんな人の挨拶のたびに突っ込み、そして突っ込まれておりました。
トヨエツこと豊川悦司さんには「オマエ… 早く沈没しちまえよっ;」とまで言われ(汗)
でもみなさん、とてもいい雰囲気での舞台挨拶でした。
そしてミッチーこと及川光博さんは… 出ました、「ベイベー!」そして一回転(爆)
「沈没、ベイベー!」などとワケの分からないことをおっしゃられ…
一緒に観に行ったMちゃん(昔、一緒にお仕事をされたことがあるそうで)は
「アイタタタ…」と頭を抱えておられました;
でも、実のところはとってもとってもマジメなお方だそうです。
テレ隠しなんでしょうね、きっと。そんな彼を憎めない私(別に誰も憎んでない)
これは1973年の映画「日本沈没」のリメイクなわけなのですが、
私は前作を観ていないので分かりませんが、前作とはだいぶ違うようです。
なので、前作を観た方、リメイクだと思って観ないほうがいいみたいですよ。
お話はわりとカンタンで、地殻変動により日本列島が地震、噴火を巻き起こしながら
沈没する。それに立ち向かう日本人たちを描いた、超大作スペクタルドラマ。
そうですね~、基本、いい映画でした。おもしろかったし、よかったと思います。
タイトルは「日本沈没」なわけですが、それだけを伝えようとしているものではなく、
そうなった時、自分ならどうするか、何をするべきか、ということを考えさせてくれます。
明日、いや、今 起こりうる災害に対して、今一度考え直すきっかけを与えてくれます。
それから、それにまつわる「愛する人を守りたい」という想いがよく伝わってきます。
これは主演お二人の演技の賜物かも知れません。
ここでもまた、自分なら、大切な人、愛する人のためにどれだけのことが
してあげられるだろう… と自分に問いかけさせてくれます。
主演お二人以外にも、トヨエツさん、ミッチーは演技すばらしかったです。
ツヨシくんの演技については、いつどんな作品でも賛否両論ですが、私は好きです。
今作も賛否両論ですね… 彼のキャラであの作品は無理がありすぎる、という
声もちらほらありますね。
でも私はむしろ、それを逆手に取って観てみたら~?なんて思いましたよ。
基本、冷静な演技をする彼が突然声を荒げたり、少し強引になってみたり…
そういうところが彼の演技を引き立たせているんじゃないかなー、と思い、
ワタシはそんなところにきゅーん☆となってしまうワケです(←やはりバカ)
さて肝心の作品のつづきですが。
繰り返しになりますが基本、いい作品です。
ただ、欲を言えばもう少し厚みがあってもいいかなー…、という気がしました。
キャスティングがいいだけに、かなりもったいない演出です。
「沈没」の様子を描くのはいいのだけど、ちょっと場面飛びすぎで、
まぁ、それが日本中が沈没していく、という様を描いているのは分かるんですが、
もう少し的を絞って、その中でのストーリー展開をさせたほうがよかったように思いました。
内容が内容なだけに、もっと人間の泥臭さとか、意地汚さとか描いたほうが
もっと危機感や恐怖感が伝わると思います。
そういう意味では、似たところで「海猿」のほうがよかったかなー…
あと… 一番残念だったのはクライマックスの持って行き方。
ワタシの思い描いていたものとは違っていたというのもありますが、
二人のクライマックスシーンがちょーっと中途半端… かな?
もちろん泣けるシーンなんですが、いっそのこともっと号泣レベルに…
「これでもかっ!」っていうくらいにしてほしい!
柴咲コウちゃん演じる玲子は、あの状況ならもっと感情をあらわに、
ツヨシ演じる小野寺くんにもっとすがりついていいと思う。
「強いオンナ」を出したかったのかな?とも思いますが、
それならなおさら、最後の最後は思いっきり弱い自分を出したほうが心打たれます。
これも、環菜(加藤あい)のほうが弱々しさが全面に出ていてよかった。
あと…(まだあるんかい) 最後の爆破操作も、ちょっと無理があったかなぁ…
それから…(まだかよ;) やっぱり今回もCGに萎えてしまいました。
臨場感、恐怖感を出しているのはよぉ~く分かりますが、CGオンパレードだと
感情移入しづらい。ただその一方で、音(地鳴りの音が頻繁に起こります)はかなり怖かった。
芸予地震で実際地鳴りを体験したのですが(それもゴルフ場で)、あれは本当に恐怖です。
いわゆる本震の前に起こるのですが、言いようのない、押しつぶされそうな恐怖感に襲われて、
体が動かなくなります。
やっとまとめに入ります(笑)
全体的にはいい作品。俳優陣もすばらしいです。
もうあと一工夫欲しかった~。
比べるようですが、「海猿」のほうが↑かなぁ…
おススメ度:★★★★☆
by venuscolor
| 2006-05-30 17:23
| Movie & Drama